【知らなくて大丈夫?】超厳選!ワーホリにおすすめの穴場な国ランキング8選


ワーキングホリデーの穴場とは?

ーキングホリデーをしてみたいけど、みんなが行くような国はちょっと…。もういろんな国に行ったし、ワーホリは全然興味がなかった新しい国で始めてみたい!

ワーホリを目指しているけど、意外性があって最高な体験ができる国を探しているあなたに朗報です。
そんなあなたのわがままを満たす、実はみんなが知らない国、こんなにあります!

ワーキングホリデー加盟国について

ランキングの紹介前に、まずはワーキングホリデーの加盟国について簡単に説明していきます。

ワーホリ加盟国はオーストラリアやカナダなどが有名であまり他の国は認知されていませんが、東アジアやヨーロッパの加盟国が圧倒的に多いんです!外務省の発表によれば、現在、日本人がワーキングホリデーの制度を利用して渡航できる国は26の国と地域となっています。

加盟国は以下のとおりです。

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国と地域 開始された年 年間のビザ発給上限数
1 オーストラリア 1980 なし
2 ニュージーランド 1985 なし
3 カナダ 1986 6,500
4 韓国 1999 10,000
5 フランス 2000 1,500
6 ドイツ 2000 なし
7 イギリス 2001 1,000
8 アイルランド 2007 800
9 デンマーク 2007 なし
10 台湾 2009 10,000
11 香港 2010 1,500
12 ノルウェー 2013 なし
13 ポルトガル 2015 なし
14 ポーランド 2015 500
15 スロバキア 2016 400
16 オーストリア 2016 200
17 ハンガリー 2017 200
18 スペイン 2017 500
19 アルゼンチン 2017 200
20 チリ 2018 200
21 アイスランド 2018 30
22 チェコ 2018 400
23 リトアニア 2019 100
24 スウェーデン 2020 なし
25 エストニア 2020 なし
26 オランダ 2020 200

 

日本人の渡航傾向

続いて、日本人がよくワーホリで渡航する国について少し見ていきましょう。

ワーホリに限らず、日本人が留学で渡航先に選ぶことが多い国は、やはりオーストラリアやカナダ、ニュージーランドが真っ先に挙げられます。JAOS(海外留学協議会)がコロナ禍前に発表した「海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生 調査2019」によれば、海外留学をする人の半数近くがこの3ヵ国を集中して選んでおり、やはり強い人気があることがわかります。その他3割がワーホリ非加盟国のアメリカとフィリピンであることを考えれば、やはりオーストラリア・カナダ・ニュージーランドはワーホリの鉄板の渡航先です。
その他、ワーホリ渡航は毎年抽選となり超高倍率が話題になるイギリスも、英語ネイティブの憧れの国としてヨーロッパ随一の人気を誇っています。ロンドンを中心に少し物価が高い部分はありますが、長らく人気に留学先ですね。

超穴場!ワーホリ渡航国ランキング

それではここからは、注目の穴場国ランキングを見ていきましょう。ランキング作成にあたり、ただ知名度が低く住環境が良いだけではなく、治安の良さや都市の発展度、得られる経験の豊かさなどを指針に盛り込んでいます。

総合的にオススメな国ばかりを挙げています。各国のワーホリ情報も細かく掲載していますので、ぜひ渡航を検討してみてください。

エストニア

エストニアはバルト海に面する北欧の国で、隣国がロシア、海を挟んでフィンランドの向かいにある国です。あまり日本人には馴染みがありませんが、国が行政サービスの電子化を進めたことで、さまざまな手続きに無駄なフローがない優秀なIT国家でもあります。

現地ではクレジットカードでほとんどの買い物ができたり、税関係の申告や医療データまで様々なものがインターネット上で完結する大きな利点があります。

基本情報

 

首都

タリン

公用語

エストニア語

渡航可能な年齢

18歳〜29歳

滞在可能な期間

1年間

最低賃金

時給3.48ユーロ(約450円)

主な仕事

レストラン、カフェ等接客業、IT企業

生活にかかる費用

年間約100万円

エストニアはアルバイトなどのパートタイムの最低賃金が日本円で500円以下となっていますが、フルタイムの仕事はその倍近い金額に設定されており、月給で15万円近くになっていることから、仕事の選び方次第で十分生活資金を稼ぐことができます。物価も安いため、最低賃金だけを見て嘆く必要はないでしょう。

英語が話せる人が多く、英語での渡航も可能です。エストニアのワーホリはビザ申請の前に英語(またはエストニア語)の面談がありますが、英語ができないからといってビザがおりないということもないようです。
エストニアのワーキングホリデーは2020年のコロナ禍に開始したこともあり、情報が少なくなっているので、しっかりと準備をしましょう。

 

オーストリア

オーストリアといえば、モーツァルトやベートーヴェンが育った言わずと知れた音楽の街、ウィーンを首都にもつ、ヨーロッパ屈指の美しい国です。素敵なカフェやハプスブルク家の王宮周辺を中心とした旧市街など、観光の名所としてのスポットはヨーロッパでも随一の、まさに「住めるものなら住んでみたい!」と思わせるような場所ですが、幸いワーホリ締結国として滞在ができます!

基本情報

 

首都

ウィーン

公用語

ドイツ語

渡航可能な年齢

18歳〜30歳

滞在可能な期間

1年間

最低賃金

特になし

主な仕事

日本食レストラン、カフェなど

生活にかかる費用

年間約120万円

オーストリアの公用語はドイツ語で、ドイツ語が話せる人にとってはもう一つの素晴らしい渡航先です。物価も外食の費用以外は日本とそれほど変わらない程度で、フランスやイギリスの大都市にと比べると安く生活できます。また、オーストリアは世界でも屈指の治安がいい国として知られています。実際、NUMEBOという生活調査を行なっているサイトの犯罪指数ランキングでは、世界15位の犯罪指数が低い国として紹介されています。

【2022年最新】治安がいい国・悪い国ランキング TOP30-NUMBEO Crime Index

ウィーンなどの中心都市では観光客の多さに比例してスリなどの軽犯罪もありますが、ヨーロッパの中では非常に安心して暮らせる国と言えるでしょう。

 

ドイツ

ドイツという国の説明はもはや不要でしょうか。長きにわたってEUの盟主として大きな力を発揮していますが、留学生外国人にも寛容な国で、日本以外から多くの学生が学びにくる国です。医療や工業などを中心に産業が発達し、日本に次ぐ世界第4位のGDP、環境先進国として再生可能エネルギーの普及や消費者の環境保護活動も進み、まさに多くの学びが得られる国です。

基本情報

 

首都

ベルリン

公用語

ドイツ語

渡航可能な年齢

18歳〜30歳

滞在可能な期間

1年間

最低賃金

時給9.82ユーロ(約1,280円、2022年1月1日現在)

主な仕事

日本食レストラン、カフェ、スーパーなど

生活にかかる費用

年間約150万円

ドイツのワーホリは申請時期やビザ発給の制限数がないことが最大の魅力。行きたい時に行ける国です。また、ドイツ人は英語力も高く、英語でコミュニケーションが十分とれるのもありがたいところです。生活費もそれほど高くなく、「先進国に住んでいろんなことを学びたいけど、他人と同じ海外生活はイヤ!」という人にまさにおすすめの渡航先です。

ドイツは語学留学で渡航する人も多く、語学学校の設備も整っています。きちんとした質の高い授業が受けられるのはもちろん、校内の授業以外にさまざまなカルチャーイベントが設けられていたり、ドイツ人と交流する機会が豊富にあったりと、ワーキングホリデーができる意外性を抜きにすればさすがの留学人気国です。それだけに、ワーホリ渡航者が爆増していない今がチャンスかも?

 

チェコ

チェコもオーストリアと同じくプラハという一大観光都市があり、旅行先としてのイメージが強い国です。しかし、家賃は5万円もあれば十分、食費も他の都市と比べかなり安く済む、治安も北欧並みに良い、と、暮らしていくには十分過ぎる環境が整っており、実はヨーロッパ生活を楽しむのに最適な場所なんです。また、学費の安さや失業率の低さからヨーロッパ各地から学生が集まるなど、留学先としてのポテンシャルも非常に高い国です。

基本情報

 

首都

プラハ

公用語

チェコ語

渡航可能な年齢

18歳〜30歳

滞在可能な期間

1年間

最低賃金

月額162,00コルナ(約87,500円、2022年1月1日現在)

主な仕事

レストラン、カフェなど

生活にかかる費用

年間約120万円

ザ・ヨーロッパを体現したような美しい街並みに安価な生活費と、ワーホリ志望者には魅力満載のチェコ。2018年にワーホリが始まってからコロナ禍を挟んでおり、まだそれほど知名度が上がっていませんが、今後急激に人気が上がっていくことが予想されます。ヨーロッパの大国へのアクセスもよく、休日の小旅行も気軽にできます。

年間のビザ発給数は400人までと決められていることから、興味がある方は少しでも早く情報収集を進め、上限到達前に渡航できるように準備しましょう。

 

フランス

ドイツと並ぶ、いやそれ以上の留学大国フランスですが、こちらもワーホリでの渡航が可能です。一般的に就労ビザの取得が難しく、雇用主の承認を得るまでに厳しい道のりが予想されるため、ワーホリビザで仕事ができるのは大変嬉しい制度です。パリは世界で最も観光客の多い都市であり、日本食レストランやカフェの求人も多いことから、仕事探しも他国に比べて難航することはないでしょう。

パリのような大都市だけでなく、ボルドーなどのワインの名産地や、チーズの生産に必要な酪農が盛んなブルゴーニュ、ブルターニュなどではファームステイの制度を利用して農業や酪農業を体験することもできます。

基本情報

 

首都

パリ

公用語

フランス語

渡航可能な年齢

18歳〜29歳

滞在可能な期間

1年間

最低賃金

時給10.48ユーロ(約1,360円、2022年1月1日現在)

主な仕事

レストラン、カフェ、農業など

生活にかかる費用

年間約150万円〜200万円

フランスは大都市と農村地域で生活費に大きな差があり、パリでは家賃で月10万円以上かかることも珍しくありません。しかし、シェアハウスを利用したり、高額な外食を控えるなどすれば十分費用は抑えられます。現地で暮らす日本人も多く、繋がりを作っていけばそれほど仕事探しや生活に困ることはないでしょう。

パリでは英語が通じますが、地方はフランス語しか話せない人もそれなりにいるため、フランスでのワーホリを考える人はフランス語の習得を目指しましょう。とはいえせっかく生活をするのであれば、どの国にワーホリで行ってもその国の言語を学ぶ姿勢は重要なものです。

なお、フランスはワーホリ申請可能な年齢が29歳まで(30歳の誕生日前日まで)で、他の一般的なワーホリ対象国とは異なるので注意しましょう。

 

デンマーク

デンマークのワーキングホリデーは2007年に開始され、以後多くの日本人が渡航してきました。近年はフォルケホイスコーレにワーホリビザで留学する人も増えてきたことから、デンマークのワーホリについて知り始めた人も増えてきたのではないでしょうか。

北欧らしいデザイン大国や治安のいい国としての顔を持ちながら、世界でも有数の英語力の高さがある魅力的な国です。実際、カフェなどに行っても店員は難なくみんな英語で対応してくれますし、仕事も全く支障がないほどです。まさにワーホリの穴場にぴったりの国ですね。

基本情報

 

首都

コペンハーゲン

公用語

デンマーク語

渡航可能な年齢

18歳〜29歳

滞在可能な期間

1年間

最低賃金

時給110デンマーククローネ(約1,930円、非公式)

主な仕事

レストラン、ベビーシッター、農業など

生活にかかる費用

年間約180万円

デンマークのワーキングホリデーでは、英語ができれば比較的幅広い領域の仕事に従事することができます。実際、コペンハーゲンではワーキングホリデーで渡航し、UNICEFの活動を仕事として行っている方もいました。また、デンマークもフランスと同じくファームステイの形で農業を行うことができます。

なお、デンマークでのワーキングホリデーは就労可能な期間が6ヶ月と定められていますので、1年の滞在を考えている人は語学学校やフォルケホイスコーレでの学習も視野に入れて滞在を検討していきましょう。

 

アイルランド

アイルランドは2007年にワーキングホリデーが開始されてから、2020年には年間800人へ増枠され、今後も多くの渡航者が訪れるとされる。人気国の一つです。アイルランドは滞在のスタイルが非常に幅広く、現地でインターンをしたり、レストランやカフェなどで働いたり、または1年を通して語学学校に通い、飛躍的に語学力を上げたりと、やりたいことを思いっきり楽しめます。ヨーロッパの英語ネイティブ国は意外と少なく、中でもイギリスは抽選の倍率が高く、行く所がない…という方も、アイルランドに行ってみたら今では一番好きな国になった!というほど評判も良いです。

基本情報

 

首都

ダブリン

公用語

ゲール語、英語

渡航可能な年齢

18歳〜30歳

滞在可能な期間

1年間

最低賃金

時給約9ユーロ(1,300円)

主な仕事

日本食レストラン、カフェなど

生活にかかる費用

年間約150万円

アイルランドはワーキングホリデーのほか、長期の学生ビザでも時間は限られますが仕事に就くことができます。いろいろな選択肢があるのは嬉しいですね。
アイルランドのワーキングホリデーは年に2回のみとなっており、その期間中に申請を行わなければなりません。2022年は1度目が1月31日〜3月31日、2度目が7月15日〜8月31日となっていました。申請期間に十分注意して手続きを進めるようにしましょう。


そのほか、アイルランドについて基礎知識から留学方法、かかるお金などまとめた記事もありますのでご参照ください。


オランダ

オランダは2020年にワーホリの取り決めが締結されたばかりの新しい協定国です。まずはなんといっても世界第1位の英語力。非ネイティブの国では最も英語力が高く、南米などの移民が現地で当たり前のように英語を使って働くような環境がすでに整っています。

また、ヨーロッパ各国とのアクセスの良さや、英語もオランダ語も学べる語学学校があるなど、ワーホリ対象国としては申し分ない魅力的な国です。加えて、日系企業の進出も進んでいることから、英語力に自信があればオフィスワークなどにも挑戦することができます。

基本情報

 

首都

アムステルダム

公用語

オランダ語

渡航可能な年齢

18歳〜29歳

滞在可能な期間

1年間

最低賃金

時給10.9ユーロ(約1,420円)

主な仕事

日本食レストラン、一般企業、花屋など

生活にかかる費用

年間約150万円

オランダは物価がそれほど高くない割に生活水準が高く、アムステルダムは観光都市として栄えていることもあり、非常に住みやすくなっています。犯罪指数が低く治安も良く、ヨーロッパのワーホリ協定国の中では群を抜いてワーホリに適した国と言えます。

まだワーキングホリデー制度が始まったばかりということもあり、申請手順が不安定な部分はありますので、情報収集をしっかりして望むようにしましょう。

また、日本でのビザ事前登録から90日以内にオランダに入国して手続きをしなければならないことから、渡航のスケジュールも綿密に立てるようにしてください。
 

まとめ

穴場のワーホリ協定国についてまとめましたが、いかがでしょうか。

ワーキングホリデーは30歳までしか応募できない特別な制度。みんなが行っている国もいいけれど、珍しい国に行きたい!オーストラリアやカナダのワーホリを体験したけれど、もっとマイナーな国でもワーホリしてみたい!

そんなあなたはぜひ、この魅力的な8ヵ国から次の行き先を決めてみてくださいね。

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