IT留学はコロナ禍前においてはフィリピンのセブ島で大きな人気を持ち、多くの学生がセブでITを学ぶ流れができつつありました。以前はIT留学というと、欧米の大学の情報系学科、IT系学科に進学するのが一般的でしたが、セブ島のITスクールは英語とITを両方学べる新しい留学のカタチとして、多くの学生の受け入れを行っていました。

しかしコロナ禍により、セブではITのみならず学校の休校を余儀なくされ、多くの語学学校がセブからの撤退を表明しました。現地では、新たに学校を設立する予定で動いていた方々もいらっしゃったようで、コロナ禍がセブの留学業界に与えた影響は計り知れません。

コロナ禍後はインドやカナダでのIT留学がいち早く動き出しましたが、長期間のコースであったり費用の高騰によってなかなか一歩を踏み出せない方も多いようです。

セブでは一部の学校で再開の動きも進んでいますが、コロナ後の物価高や人件費の高騰により、以前ほど「格安留学」のメリットが感じにくくなっているのが実情でもあります。

そんな激変の時期を迎えていたIT留学ですが、これから紹介する「ヨーロッパIT留学」はこんな方にこそぜひおすすめしたい内容になっています。

ITというのは専門家として業務に携わる性質が強く、個人でキャリアチェンジなどを検討する上ではなかなかハードルが高いように見える業界です。

また、海外に出て働ける大きなチャンスはあるものの、ITと英語の両方のスキルを習得するには時間が足りない…と考えてしまいがちです。

こうした不安を払拭するためにIT留学を検討するも、やはり費用の面が気になる、というのが最近のIT留学の流れですが、今ヨーロッパにはセブよりもさらに価格を抑えてIT留学ができる超穴場があることを知っていましたか？

それが今話題の北マケドニアIT留学です。この北マケドニアでのIT留学について、詳しく見ていきましょう。

コスパ最強のIT留学を叶える

北マケドニアのIT留学の最大の特徴は、なんといってもその抜群のコストパフォーマンスにあります。

IT留学にも一応、様々な選択肢があります。中でもセブ島のスクールに関しては日本人スタッフがおり、ノウハウもありますが、現地で支払う食費やビザ費用、入学金を含めるとなかなか費用が高いのが難点です。

カナダのスクールは1ヶ月平均にならすとそこそこの値段に落ち着きますが、カレッジで学ぶような形式だと長期間の留学となり、数百万円のお金を準備する必要があります。

インドのプライベートスクールは価格が安いのが特徴ですが、英語のレッスンを行うわけではなく、ある程度の英語力は最初から求められます。また、学習環境や生活環境を整えるのも難しいのがデメリットです。

北マケドニアは英語のレッスンが受けられるほか、IT関連コースでは現地の大学教授や助手から指導が受けられる本格的なもので、かつ食事や宿泊施設も費用に含まれていることでかなりコスパが高いと言えます。

北マケドニアのITスクールでは、1ヶ月のコースが選択できることに加え、AIコースなどの受講も可能となっています。1ヶ月のコースは基本的に初心者向けのコースとなっていますが、まずはITに触れてみて、どんなことが自分に向いているのか確かめてみたい！という方には1ヶ月のコースが非常におすすめです。

先輩からも学べる特別な環境

北マケドニアでIT留学をするもう一つのメリットは、同じ寮内に実際にエンジニアとして働く日本人の先輩がいること。学校を運営しているWriterity, Inc.のオフィスが最上階にあり、同社の日本人スタッフが生活しながら日々のサポートもしてくれます。

実際に海外に出てIT業界で働くロールモデルとなっている人たちとの交流ができることは、あなたの目標にとても大きな影響を与えるはずです。スタッフは留学生のメンターとしての役割も持っており、ITに関する質問はもちろん、北マケドニア現地での生活のこと、将来のことなど、気になることはどんどん聞いていける環境が整っています。

加えて寮と同じ建物内には気さくな北マケドニア人のデザイナーなどが勤務しており、さらに貴重な話が聞けるかもしれません。

唯一無二の経験を得る

北マケドニアでIT留学をする3つ目のメリットは、なんといっても誰にも真似できない貴重な経験ができること。

そもそも北マケドニアってどんな国だっけ？という方は以下の記事も参考にしてみてください。

北マケドニア・オフリドの留学について

学校があるオフリドという地区は、オフリド湖と呼ばれる巨大な湖の一帯がユネスコの世界遺産に認定されています。

夏にはヨーロッパ中からバカンス客が訪れる、いわば観光地であり、また多くの教会を持つ歴史ある街でもあります。

東欧のエキゾチックな雰囲気の中で生活ができること、またギリシャなどの周辺国にも旅行に行きやすい立地は、他のIT留学国にはない極めて大きなメリットです。

欧米でのキャリアも検討しているような方にとっては、ヨーロッパのマイナーな国を訪れておくことは視野を広め、その後の選択肢を増やすことにも繋がってくるでしょう。

アイリスのスタッフも実際に北マケドニア・オフリドにしばらく滞在をさせていただきましたが、とにかく治安が良く人当たりのいい方が多いこと、自然と街の調和が極めて魅力的であることがとても印象に残る場所でした。特に、美しい湖に囲まれた中での朝の散歩などは格別です。

北マケドニアのITスクールはWriterity Schoolという学校です。

コースは3ヶ月間で行うITコースと動画制作コース、また1ヶ月間の短期間で行うAIコース、VRコース、フルスタックエンジニアコース、ビジネスIT(デジタルマーケティング)コースに分かれています。

特にITコースは、オフリドにある大学(University Information & Science Technology ※以下UISC)の教授と協同で作成したカリキュラムを用意しています。プログラミング、Webデザインの基礎を実践的な学習も入れながら行い、3ヶ月コースの場合は3Dデザインや、先進的な技術であるAIの基礎学習も取り入れています。

また、ワークショップや企業訪問、歴史・観光ツアー等もカリキュラムの一部に入れており、実際に手を動かして学習をしたり、マケドニアの自然・歴史、それからマケドニアで行われているビジネス等を実際に見て学ぶことができます。

1ヶ月コースの方もAIやVR、デジタルマーケティングなどの個性的なコースを提供しています。

特にマーケティング関連の知識については、エン・ジャパン株式会社が2022年に行ったアンケート調査において、10代から30代の実に3割以上が今後身につけたいITスキルや知識として挙げている、という結果が出ているほど注目されているスキルの一つです。

その割合はプログラミングに匹敵するほどで、プログラミングにどうしても手が出ない、でもマーケティングには興味がある！という方は検討してみると将来のプランが明確になるかもしれません。

詳細は以下、学校紹介ページもチェックしてみてください。

Writerity School

とにかく言えるのは、低価格かつ短期間のコース受講が可能なことが最大の特徴です。

オフリドは非常に治安も良く、その割に物価もフィリピンに迫るほど安いため、コスパよく安全にIT学習に取り組める点は海外未経験者でも非常に大きなメリットになるのではないかと思います。

今回はブレイク直前のヨーロッパIT留学先、北マケドニアの留学について解説しました！

北マケドニアはスタッフも口を揃えて言うほど魅力あふれる場所。IT留学だけでなくその土地自体もぜひ楽しんでいただければと思います。

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