全ての授業が英語で受講できる
International People’s College（IPC）は英語で授業が受けられる数少ないフォルケホイスコーレのうちの1つです。英語で授業が受けられる国際的に開かれた学校なので、IPCには世界中から生徒が集まっています。日常生活から授業まで全ての場面で英語を使うことになるので、英語のアウトプット量を増やしたい方にはもってこいの環境です。英語を使って生活し、学ぶ場なので、コミュニケーションに困らない程度の英語力が必要不可欠になります。8月開始の秋季セメスターには本セメスター開始前に3週間の英語集中コースを受けることができるので、英語力に不安がある方、さらに英語力を向上させたい方には受講をおすすめします。
多彩な選択授業
ある特定の分野に特化したプログラムを提供するフォルケホイスコーレが多い中、IPCにはそれがありません。IPCは国際交流に特化したフォルケホイスコーレなので、学ぶ分野に特化する必要がないといったところでしょうか。それゆえに、IPCでは英語やデンマーク語といった言語クラスから、アート、世界の国々の文化、哲学、音楽、スポーツまで実に様々な授業が行われています。それらの中から自分が取りたい授業を選択できるので、色々なことを学んでみたい、体験したいという方にはおすすめです。
コペンハーゲンに近い好立地
IPCからコペンハーゲンまでの所要時間は約1時間～1時間20分ほど。遠いと思った方も多いかもしれませんが、コペンハーゲンへのアクセスでいえばフォルケホイスコーレの中では好立地です。コペンハーゲンがあるシェラン島は比較的フォルケホイスコーレが少ないエリアで、多くのフォルケホイスコーレは郊外に位置するため、日帰りで気軽にコペンハーゲンに遊びに行くなんてことはできません。コペンハーゲンへのアクセスを重視する方にはおすすめの学校です。
IPCの施設・設備
International People’s Collegeは全寮制となっており、敷地内には様々な施設・設備が用意されています。主な施設としては、教室、体育館、コンピュータールーム、広場、食堂、寮（基本2人部屋、追加料金で1人部屋も選択可能）、キッチン、パーティールーム、図書館などがあげられます。
International People’s Collegeの周辺環境
IPCは、世界遺産クロンボー城がランドマークのヘルシンゲル（Helsingor）に位置しています。ヘルシンゲル駅まで徒歩とバスで15分程度で行けるので生活に必要なものは近場で大体そろえられるでしょう。また、学校の徒歩圏内にもスーパーマーケットやショッピングモール、映画館などの施設が点在しています。
一週間のスケジュール
IPCに入学したら、どんなスケジュールで1週間を過ごすのか気になる方も多くいらっしゃるでしょう。IPCでは平日朝昼晩3回、休日昼晩2回の食事の時間が決まっています。時間は上画像の通りです。授業は1時間30分1クラスとなっており、午前中に2クラス、午後に2クラス、夜に1～2クラス行われます。また、IPCでは毎日Fellowshipという全員参加の集会があり、伝統的なフォルケホイスコーレの歌を歌ったり、世界の時事ニュースを共有したり、クラスの発表が行われたりと様々な活動が行われます。フォルケホイスコーレでは同じ時間や情報を全員で共有することを非常に大切にしているため、この集会には全員参加が必須となっています。
スタディートリップ
2週間のスタディートリップはフォルケホイスコーレの目玉イベントの1つ。IPCでは3種類のスタディートリップが用意されています。ヨーロッパを飛び出して南米やアフリカに行くコース、ベルリンやプラハなどヨーロッパの主要都市に行くコース、北デンマークやオッケロー（スウェーデン南西の諸島）で大自然を味わうコースの3種類です。どれも魅力的で選び難いものばかり、趣向・予算に合わせて選択しましょう。スタディートリップに参加しない場合は、IPCに滞在し2週間の特別プログラム（デンマーク語、アート等のプログラムから選択可能）に参加できます。
※IPCのスタディートリップは追加料金がかかる任意参加のプログラムです。滞在する時期や期間によって行き先や選択可能なコースは異なる場合があります。
