オランダワーホリの手続きガイド
オランダのワーキングホリデーは、年間200人を上限として2020年に開始されました。
まだ始まったばかりで情報も少ない手続きの進め方を徹底解説!
オランダのワーキングホリデーは、年間200人を上限として2020年に開始されました。
まだ始まったばかりで情報も少ない手続きの進め方を徹底解説!
オランダワーキングホリデーの基本情報
オランダワーホリの
基本情報
申請可能な年齢 | 申請時に18歳〜30歳以下 |
---|---|
ビザ発給人数 | 年間200人まで |
滞在可能な期間 | 最大1年間 |
就労が可能な期間 | 現地での申請受理(〜3ヶ月程度)から帰国まで |
申請費用 | 58ユーロ |
その他のルール | 医療保険・健康保険への加入必須 |
オランダワーホリの申請事項
オランダワーホリの
申請事項
ワーキングホリデー滞在ビザ
(Residence Permit)
BSN
(Citizen Service Number)
ワーホリビザの申請
ワーホリビザの申請
最初に日本国内で行う手続き、続いて現地到着後にオランダで行う手続きと、進めていく順に解説いたします。
最初に日本国内で行う手続き、続いて現地到着後にオランダで行う手続きと、進める順に解説いたします。
日本国内での手続き
日本国内での手続き
メールで事前登録を行う
メールで事前登録を行う
ワーホリビザ取得の最初のステップは、在日オランダ大使館へ事前登録を依頼するメールの送付です。
メールには以下の内容を記載します。
・名前(念のため日本語、英語両方で記載)
・パスポート番号
・生年月日
この3つをわかりやすく記載して、在日オランダ大使館(TOK-WHP@minbuza.nl)にメールを送信します。
定員に達しておらず空きがあれば、事前登録が完了した旨がメールで届きます。この返信メールは事前登録証として登録番号等の重要な情報が記載されており、現地での申請でも使うため、必ず印刷して現地に持っていきましょう。(現地に持っていくものについては後述します)
ワーホリビザ取得の最初のステップは、在日オランダ大使館へ事前登録を依頼するメールの送付です。
メールには以下の内容を記載します。
・名前(念のため日本語、英語両方で記載)
・パスポート番号
・生年月日
この3つをわかりやすく記載して、在日オランダ大使館(TOK-WHP@minbuza.nl)にメールを送信します。
定員に達しておらず空きがあれば、事前登録が完了した旨がメールで届きます。この返信メールは事前登録証として登録番号等の重要な情報が記載されており、現地での申請でも使うため、必ず印刷して現地に持っていきましょう。(現地に持っていくものについては後述します)
現地の申請に必要な書類を準備
現地の申請に必要な書類を準備
ここからは現地到着後の申請に必要な書類を日本で揃える段階に入ります。
日本で事前に取得しておくべきものは以下のとおりです。
・パスポートのコピー(6ヶ月以上有効期限が残っているもの)
・帰国便の航空券の予約状況が記載されたメールなどのコピーまたは帰国便の航空券を購入できる資金を証明できるもの(口座の残高証明書など)
※帰国便の予約詳細や残高証明書は英語・フランス語・ドイツ語のいずれかの言語で記載、または翻訳されているものでなければなりません。
・事前登録が完了した旨を通知するメールを印刷したもの(登録番号がわかるようになっていること)
・和文の戸籍謄本(アポスティーユ認証を済ませる)←BSN申請用、コピーもとっておく
これらは何があっても必ず日本にいる間に用意しましょう。戸籍謄本はビザ申請では使いませんが、BSNの申請に必要になります。詳細やアポスティーユについてはBSNの手順の際に解説します。英文の残高証明書は銀行に問い合わせてみましょう。
また、INDのサイトからダウンロードできる以下2点も事前に印刷して記入しておきましょう。
・Application Form
・Antecedents Certificate(犯罪歴に関する証明書)
上記2点は以下のリンクからPDFでダウンロード可能です。
Application Form&Antecedents Certificate for the Working Holiday Program(IND)
この合計5点ですが、
全てコピーでA4、片面印刷、全ページに名前と生年月日を記載をしてください。
できたらまとめて封筒に入れておきましょう。現地到着後すぐに郵送する書類になります。
ここからは現地到着後の申請に必要な書類を日本で揃える段階に入ります。
日本で事前に取得しておくべきものは以下のとおりです。
・パスポートのコピー(6ヶ月以上有効期限が残っているもの)
・帰国便の航空券の予約状況が記載されたメールなどのコピーまたは帰国便の航空券を購入できる資金を証明できるもの(口座の残高証明書など)
※帰国便の予約詳細や残高証明書は英語・フランス語・ドイツ語のいずれかの言語で記載、または翻訳されているものでなければなりません。
・事前登録が完了した旨を通知するメールを印刷したもの(登録番号がわかるようになっていること)
・和文の戸籍謄本(アポスティーユ認証を済ませる)←BSN申請用、コピーもとっておく
これらは何があっても必ず日本にいる間に用意しましょう。戸籍謄本はビザ申請では使いませんが、BSNの申請に必要になります。詳細やアポスティーユについてはBSNの手順の際に解説します。英文の残高証明書は銀行に問い合わせてみましょう。
また、INDのサイトからダウンロードできる以下2点も事前に印刷して記入しておきましょう。
・Application Form
・Antecedents Certificate(犯罪歴に関する証明書)
上記2点は以下のリンクからPDFでダウンロード可能です。
Application Form&Antecedents Certificate for the Working Holiday Program(IND)
この合計5点ですが、
全てコピーでA4、片面印刷、全ページに名前と生年月日を記載をしてください。
できたらまとめて封筒に入れておきましょう。現地到着後すぐに郵送する書類になります。
オランダ渡航・到着後の手続き
オランダ渡航・到着後の手続き
渡航のスケジュールについて
渡航のスケジュールについて
Residence Permitの申請
Residence Permitの申請
それでは、現地到着後にすべき手続きを順に解説していきます。
1.必要書類の郵送
オランダ到着後、まずはすぐにオランダ入国管理局(IND)に書類を郵送する必要があります。必要書類は、「02 現地申請に必要な書類の準備」に記載した以下5点です。
①Application Form
②Antecedents Certificate(犯罪歴に関する証明書)
③Pre-Resitration Number(事前登録完了メールを印刷したもの)
④パスポートのコピー(6ヶ月以上の有効期限が残っているもの)
⑤帰国便の航空券のコピーまたは帰国便の航空券を購入できる残高証明書(英語、フランス語またはドイツ語に訳されており、名前が入っているもの)
①と②はINDのサイトからPDFを印刷して記入すればOKです。
この5つは先にも述べましたが「全てコピーでA4、片面印刷、全ページに名前と生年月日を記載」ができているか改めて確認してください。
できたらこれをIND宛に郵送します。先程記載したように全て日本にいる間に用意できるので、事前に記入して全てまとめて封筒に入れ、宛名まで書いてオランダに持っていきましょう。電話番号のみ、現地でSIMカードを購入してから記載する必要があります。
2.INDからの返信と生体認証登録
郵送した書類の宛先に誤りがなければ、2週間以内にINDから受領完了の旨の手紙が記載した住所に届きます。この中に仮ビザ(Residence Endorcement Sticker)の申請に必要なV numberが記載されています。仮ビザで就労ができるため、Residence Permitの受領前に仕事を始めたい人は仮ビザの申請を行いましょう。
仮ビザの申請は以下のURLから訪問の予約を取り、
・オンライン予約後にメールで送信される予約番号の控え
・パスポート
・上記のV numberが記載された書類
を持ってINDに行けばOKです。
仮ビザ(Residence Endorsement Sticker)用予約サイト(IND)
手紙が届く先の住所は、滞在先がホテルなどの場合はそのホテルの住所等でも構いません。滞在先が途中で変更になる場合は、INDに電話でその旨を伝えれば、送付前なら送り先を変更してくれます。
さて、INDからの手紙には、指紋認証などの生体認証登録をするためにINDに来るよう記載されているはずです。INDへの訪問は基本的に事前予約をしないと受け付けてもらえませんので、オンラインで予約を取って、予約した日にINDに向かいます。生体認証登録は手紙の受領から2週間以内と決まっているため、すぐに予約をしましょう。
現地で手続きを終えると、生体認証の予約時に入力したメールアドレス宛に、数日でINDから登録料の支払いに関するメールが届きます。振込先の口座も一緒に記載されているので、振り込みを行いましょう。銀行口座を持っていない場合が多いと思いますので、WISE(旧Transfer Wise)などの送金サービスを利用すると便利です。
WISE
あとは3ヶ月のDicision Period(審査期間)に入ります。通常、書類に問題がなければ1ヶ月程度で審査は終わりますが、3ヶ月間は審査期間と定められていますのでなかなか連絡がこなくても焦る必要はありません。
生体認証登録(Biometric information)用予約サイト(IND)
3.Registration Cardの受け取り
審査が終わると、再び登録した住所に審査完了の手紙が届きます。この連絡があったら再びオンラインにて予約を取ってINDを訪問します。ここでRegistration Cardを受け取れば、Residence Permitの申請は全て完了です。
それでは、現地到着後にすべき手続きを順に解説していきます。
1.必要書類の郵送
オランダ到着後、まずはすぐにオランダ入国管理局(IND)に書類を郵送する必要があります。必要書類は、「02 現地申請に必要な書類の準備」に記載した以下5点です。
①Application Form
②Antecedents Certificate(犯罪歴に関する証明書)
③Pre-Resitration Number(事前登録完了メールを印刷したもの)
④パスポートのコピー(6ヶ月以上の有効期限が残っているもの)
⑤帰国便の航空券のコピーまたは帰国便の航空券を購入できる残高証明書(英語、フランス語またはドイツ語に訳されており、名前が入っているもの)
①と②はINDのサイトからPDFを印刷して記入すればOKです。
この5つは先にも述べましたが「全てコピーでA4、片面印刷、全ページに名前と生年月日を記載」ができているか改めて確認してください。
できたらこれをIND宛に郵送します。先程記載したように全て日本にいる間に用意できるので、事前に記入して全てまとめて封筒に入れ、宛名まで書いてオランダに持っていきましょう。電話番号のみ、現地でSIMカードを購入してから記載する必要があります。
2.INDからの返信と生体認証登録
郵送した書類の宛先に誤りがなければ、2週間以内にINDから受領完了の旨の手紙が記載した住所に届きます。この中に仮ビザ(Residence Endorcement Sticker)の申請に必要なV numberが記載されています。仮ビザで就労ができるため、Residence Permitの受領前に仕事を始めたい人は仮ビザの申請を行いましょう。
仮ビザの申請は以下のURLから訪問の予約を取り、
・オンライン予約後にメールで送信される予約番号の控え
・パスポート
・上記のV numberが記載された書類
を持ってINDに行けばOKです。
仮ビザ(Residence Endorsement Sticker)用予約サイト(IND)
手紙が届く先の住所は、滞在先がホテルなどの場合はそのホテルの住所等でも構いません。滞在先が途中で変更になる場合は、INDに電話でその旨を伝えれば、送付前なら送り先を変更してくれます。
さて、INDからの手紙には、指紋認証などの生体認証登録をするためにINDに来るよう記載されているはずです。INDへの訪問は基本的に事前予約をしないと受け付けてもらえませんので、オンラインで予約を取って、予約した日にINDに向かいます。生体認証登録は手紙の受領から2週間以内と決まっているため、すぐに予約をしましょう。現地で手続きを終えると、生体認証の予約時に入力したメールアドレス宛に、数日でINDから登録料の支払いに関するメールが届きます。振込先の口座も一緒に記載されているので、振り込みを行いましょう。銀行口座を持っていない場合が多いと思いますので、WISE(旧Transfer Wise)などの送金サービスを利用すると便利です。
WISE
あとは3ヶ月のDicision Period(審査期間)に入ります。通常、書類に問題がなければ1ヶ月程度で審査は終わりますが、3ヶ月間は審査期間と定められていますのでなかなか連絡がこなくても焦る必要はありません。
生体認証登録(Biometric information)用予約サイト(IND)
3.Registration Cardの受け取り
審査が終わると、再び登録した住所に審査完了の手紙が届きます。この連絡があったら再びオンラインにて予約を取ってINDを訪問します。ここでRegistration Cardを受け取れば、Residence Permitの申請は全て完了です。
BSNの申請
BSNの申請
それでは、続いて銀行口座の開設に必要なBSN(Citizen Service Number)の取得について説明していきます。
1.申請に必要な書類等を確認する
まずはBSNの申請に必要な書類等を確認していきます。
①パスポート
②住居の賃貸借契約書(シェアハウスやホームステイ等で持っていない場合はAddress registration permission form)
③戸籍謄本(アポスティーユ認証がされたもの)
④Residence Permit申請書類の郵送の返信で来る手紙(V numberが記載されたもの)
②の賃貸借契約書やAddress registration permission formは、通常ホテルやホステルなどに滞在している場合発行できないものです。ですので、BSNの取得は正式な住居に移ってからということになります。上記書類は全てコピーを取って持っていくようにしましょう。
③の戸籍謄本は日本国内での手続きの際にも触れました。まず、ご自身のお住まいの役所で戸籍謄本を取得します。続いて、外務省に電話をして来訪の予約(東京は03-3580-3311)をし、アポスティーユ認証の依頼をします。来訪ではなく郵送での申請を可能です。詳しい申請方法は外務省のサイトを見るとわかりやすいのでよく確認して手続きを進めましょう。
外務省ー申請手続きガイド
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000608.html
2.戸籍謄本のリーガリゼーション
アポスティーユ認証済の戸籍謄本はオランダで使用するまでにいくつかのプロセスを経る必要があります。
- まずアポスティーユとは、外務省が「この書類は公文書である」という承認を与えるものです。これは、日本の役所で発行した戸籍謄本、が日本の外務省として公文書と認める手続きです。
- 続いて、日本政府が公文書と認めた「アポスティーユ付き戸籍謄本」を現地のオランダ人の役人が読めるものにするために、オランダで英語版の書類として発行する必要があります(厳密にはこの手続きは「翻訳」ではなく「英文で書かれた身分事項に関する証明書類の発行」ですが、翻訳のようなものです)。
- 英文の戸籍謄本(戸籍の記載事項証明書)が入手できたら、これを「Ligalisation(リーガリゼーション)」という、オランダ政府として公文書類である認証の手続きをします。この認証が終わると、やっとオランダで使用できる戸籍謄本になります。
それでは細かい手続きです。1番のアポスティーユ認証についてはすでに説明しているので、2番から解説していきます。
英文の戸籍事項証明の発行
アポスティーユ認証済みの戸籍謄本を日本から持ってきたら、現地でまずはハーグの在オランダ日本大使館に行って、その書類をもとに英文の戸籍事項証明を発行してもらいます。受取は来訪が必要ですが、申請は郵送でも可能です。
○来訪の場合
・証明書発給申請書
・戸籍謄本(アポスティーユ認証済)
・パスポート
上記の書類を用意して来訪、1週間程度で書類の準備ができますので、パスポートを持って受け取りに再度大使館へ行きます。受取時に申請料の10ユーロがかかります。
○郵送の場合
・証明書発給申請書
・戸籍謄本(アポスティーユ認証済)のコピー
・パスポートのコピー
上記の書類を郵送します。戸籍謄本、パスポートは絶対に原本を郵送しないように注意しましょう!!受取時には、戸籍謄本の原本とパスポートの提示(提出はしません、見せるだけです)が必要なので忘れずに持っていきましょう。受取時に申請料の10ユーロがかかります。
郵送先等は在オランダ大使館のサイトで確認できます。
https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_shomei.html
オランダ政府のリーガリゼーション
英文の戸籍謄本が手に入ったら、オランダ外務省でリーガリゼーションの手続きを行います。在オランダ大使館と同じくハーグにあるため、受取日に両方済ませてしまいましょう。ただし、外務省のリーガリゼーションは11時半までに申請手続きができないと受取が翌日以降となってしまうため、逆算して早めに戸籍謄本の受け取りに向かいましょう。2階(ヨーロッパでの表記は1F)のリーガリゼーション専用窓口で番号札を専用機械から発行し、証明書を出して依頼をします。およそ1時間以内には手続きが終了するはずです。
Legalization of documents from Japan for use in the Netherlands
https://www.netherlandsworldwide.nl/countries/japan/living-and-working/legalisation-foreign-documents
3.BSNの申し込み予約、受け取り
BSN取得に必要な書類が揃ったら、電話で予約をします。BSNは各市が市民登録をする際に発行されるもので、手続きとしては市民登録に行くことになります。そのため、予約・訪問先は住んでいる場所の市役所になります。
予約通りに訪問し、特に不備がなければ基本的には当日にBSNを発行してもらえます。BSNがあれば、銀行口座の開設やオランダ国内の社会保険への加入もできます。どちらもワーキングホリデーで渡航して就労するには必要なプロセスになるので、BSN取得後すぐに行うようにしましょう。
それでは、続いて銀行口座の開設に必要なBSN(Citizen Service Number)の取得について説明していきます。
1.申請に必要な書類等を確認する
まずはBSNの申請に必要な書類等を確認していきます。
①パスポート
②住居の賃貸借契約書(シェアハウスやホームステイ等で持っていない場合はAddress registration permission form)
③戸籍謄本(アポスティーユ認証がされたもの)
④Residence Permit申請書類の郵送の返信で来る手紙(V numberが記載されたもの)
②の賃貸借契約書やAddress registration permission formは、通常ホテルやホステルなどに滞在している場合発行できないものです。ですので、BSNの取得は正式な住居に移ってからということになります。上記書類は全てコピーを取って持っていくようにしましょう。
③の戸籍謄本は日本国内での手続きの際にも触れました。まず、ご自身のお住まいの役所で戸籍謄本を取得します。続いて、外務省に電話をして来訪の予約(東京は03-3580-3311)をし、アポスティーユ認証の依頼をします。来訪ではなく郵送での申請を可能です。詳しい申請方法は外務省のサイトを見るとわかりやすいのでよく確認して手続きを進めましょう。
外務省ー申請手続きガイド
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000608.html
2.戸籍謄本のリーガリゼーション
アポスティーユ認証済の戸籍謄本はオランダで使用するまでにいくつかのプロセスを経る必要があります。
- まずアポスティーユとは、外務省が「この書類は公文書である」という承認を与えるものです。これは、日本の役所で発行した戸籍謄本、が日本の外務省として公文書と認める手続きです。
- 続いて、日本政府が公文書と認めた「アポスティーユ付き戸籍謄本」を現地のオランダ人の役人が読めるものにするために、オランダで英語版の書類として発行する必要があります(厳密にはこの手続きは「翻訳」ではなく「英文で書かれた身分事項に関する証明書類の発行」ですが、翻訳のようなものです)。
- 英文の戸籍謄本(戸籍の記載事項証明書)が入手できたら、これを「Ligalisation(リーガリゼーション)」という、オランダ政府として公文書類である認証の手続きをします。この認証が終わると、やっとオランダで使用できる戸籍謄本になります。
それでは細かい手続きです。1番のアポスティーユ認証についてはすでに説明しているので、2番から解説していきます。
英文の戸籍事項証明の発行
アポスティーユ認証済みの戸籍謄本を日本から持ってきたら、現地でまずはハーグの在オランダ日本大使館に行って、その書類をもとに英文の戸籍事項証明を発行してもらいます。受取は来訪が必要ですが、申請は郵送でも可能です。
○来訪の場合
・証明書発給申請書
・戸籍謄本(アポスティーユ認証済)
・パスポート
上記の書類を用意して来訪、1週間程度で書類の準備ができますので、パスポートを持って受け取りに再度大使館へ行きます。受取時に申請料の10ユーロがかかります。
○郵送の場合
・証明書発給申請書
・戸籍謄本(アポスティーユ認証済)のコピー
・パスポートのコピー
上記の書類を郵送します。戸籍謄本、パスポートは絶対に原本を郵送しないように注意しましょう!!受取時には、戸籍謄本の原本とパスポートの提示(提出はしません、見せるだけです)が必要なので忘れずに持っていきましょう。受取時に申請料の10ユーロがかかります。
郵送先等は在オランダ大使館のサイトで確認できます。
https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_shomei.html
オランダ政府のリーガリゼーション
英文の戸籍謄本が手に入ったら、オランダ外務省でリーガリゼーションの手続きを行います。在オランダ大使館と同じくハーグにあるため、受取日に両方済ませてしまいましょう。ただし、外務省のリーガリゼーションは11時半までに申請手続きができないと受取が翌日以降となってしまうため、逆算して早めに戸籍謄本の受け取りに向かいましょう。2階(ヨーロッパでの表記は1F)のリーガリゼーション専用窓口で番号札を専用機械から発行し、証明書を出して依頼をします。およそ1時間以内には手続きが終了するはずです。
Legalization of documents from Japan for use in the Netherlands
https://www.netherlandsworldwide.nl/countries/japan/living-and-working/legalisation-foreign-documents
3.BSNの申し込み予約、受け取り
BSN取得に必要な書類が揃ったら、電話で予約をします。BSNは各市が市民登録をする際に発行されるもので、手続きとしては市民登録に行くことになります。そのため、予約・訪問先は住んでいる場所の市役所になります。
予約通りに訪問し、特に不備がなければ基本的には当日にBSNを発行してもらえます。BSNがあれば、銀行口座の開設やオランダ国内の社会保険への加入もできます。どちらもワーキングホリデーで渡航して就労するには必要なプロセスになるので、BSN取得後すぐに行うようにしましょう。
まとめ
まとめ
https://ind.nl/en/exchange/Pages/working-holiday.aspx
Working Holiday Program when you are from Japan(Government of the Netherlands) https://www.netherlandsworldwide.nl/living-working/whp/whp-japan
https://ind.nl/en/exchange/Pages/working-holiday.aspx
Working Holiday Program when you are from Japan(Government of the Netherlands) https://www.netherlandsworldwide.nl/living-working/whp/whp-japan
アイリスのワーホリの特徴
アイリスのワーホリの特徴
マイナーな国のワーホリこそ、アイリスで。
オランダやデンマークへの渡航は他社でも取扱いがほとんどなく心配…。という方でも安心してワーホリに旅立てるよう、現地の情報網を構築して正確にサポートしていきます。
事前の語学留学も、しっかりサポート。
マイナーなヨーロッパの国には、そもそも語学学校が少なかったりします。アイリスはその中でも厳選し、指導力や雰囲気の良さを重視した良質な語学学校もご案内いたします。
ワーホリの追加サポートも豊富に。
現地の提携先に依頼し、銀行口座開設や面接対策、住居の案内など、ワーキングホリデーに必須のサービスもご用意。アイリスならハードな準備こそ手厚くサポートして万全の準備を実現します。